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シロアリ発生被害の初期症状とは?早めの対処が吉!

2022.12.04

シロアリ 初期症状 シロアリ被害の拡大を防ぐには、シロアリ発生の初期症状を察知して早めに対策をすることが重要です。 しかし、今までにシロアリの被害を見たことがなければ、自分で判断することは難しいでしょう。 今回は、シロアリ発生時の主な初期症状や、シロアリが発生しやすい家の特徴などについて詳しく解説しています。 自分の家にシロアリの被害が出ていないか、確認していきましょう。

シロアリ被害の初期症状

シロアリ発生の初期症状には、下記のようなものがあります。 下記の症状に当てはまる場合は、シロアリを疑ってください。

床や畳が軋む・フワフワする

床や畳を歩くとギシギシとした軋み音がする場合や、フワフワと沈むような感覚があるときは、シロアリ被害の初期症状を疑いましょう。 シロアリは木材を食べるので、床下部分を食べられると床が柔らかくなり、ギシギシするようになります。 畳がフワフワとした感じであれば、芯の部分が食べられているかもしれません。 シロアリは木材のみをエサにしているのではなく、畳の芯に使われているワラも食べます。 初期の段階では大きく沈みこむといった症状ではなく、一部分が柔らかい、頼りないような感触になります。 軋みの放置は被害の拡大につながるので早めの対策が必要です。 畳が軋む場合は、畳を外して床下の状況を確認しましょう。 畳を食べられていた場合、畳の下にある木材も食べられている可能性が高いです。

蟻道(ぎどう)がある

「蟻道」とは、シロアリが土や排泄物で作る道のことです。 シロアリはこの蟻道を使って地面や外から侵入してくるので、蟻道を見つけた場合はシロアリがいる可能性は高いと考えてください。 蟻道がある家はすでにシロアリ被害が拡大しているので、床下の定期的な点検は必須です。 とくに床下の柱部分など、丁寧に確認することをおすすめします。 蟻道は明らかに他の部分とは異なるため、あれば簡単に見つけられます。 蟻道を見つけた場合は、すぐに専門業者へ連絡して駆除を行ないましょう。

蟻土がある

シロアリは暗い場所を好むため、柱や壁の隙間を土で埋めます。 これは、蟻土(ぎど)と呼ばれ、見つけた場合はシロアリがいる可能性が高いです。 室内、室外を問わず発生するので、壁などを確認してみてください。 明らかに材質の違う部分があれば、蟻土の可能性が高いでしょう。

水回りが変色している

シロアリは暗く湿度の高い場所を好みます。 そのため、風呂場のように水を使う機会が多い場所や、外と近い玄関に侵入してくる可能性が高いです。 水分を多く含んだ木材は腐りやすく、シロアリが好む集まりやすくなります。 こういった場所の木材が変色している場合は、シロアリ被害を疑いましょう。

羽アリが発生している

シロアリは新しい巣を作るために、一定の時期になると飛び立ちます。 4月から6月ごろが巣別れして飛び立つ時期で、大量発生した羽アリを室内や家の近所で見た場合は、シロアリが家の中で巣を作っている可能性が高いです。 家に被害を与えないクロアリにも羽アリは存在しますが、屋内に入ってくるのは基本的にシロアリの羽アリだけです。 そのため、家の中で羽アリを見つけた場合は、屋内にシロアリが巣を作っている可能性があります。

庭にシロアリが発生している

シロアリは家の中だけに発生するわけではなく、家の外にエサがある場合は場所に関係なく発生します。 注意が必要なのは庭など、家の周辺に木材を放置している場合です。 庭に放置している木材などにシロアリが寄ってくると、家まで到達するのも時間はかかりません。 家の中だけではなく、庭や周辺でシロアリを見かけた場合にも注意しましょう。

近所でシロアリ駆除を行なった家がある

近所でシロアリの駆除や予防を行った場合、自分の家にシロアリが逃げてくる可能性があります。 周りの住宅とも地面でつながっているため、近所のシロアリが侵入してくる可能性は高いです。 ただし、シロアリが好む湿度の高い場所や腐食した木材がなければ、それほど心配する必要はありません。 侵入させないためにも、自宅のシロアリ予防は定期的に行いましょう。

かじられた跡がある

木材にかじられた後がある場合、シロアリを疑いましょう。 そもそも家の木材を、虫や動物にかじられることは珍しいです。 もしシロアリでないにしても、なんらかの野生動物が住み着いている可能性もあります。 ただし、シロアリ被害を家の中で見かけることは少なく、ほとんどは床下などの見えない場所で発生します。 そのため、確認する場合は、床下の木材などを確認していきましょう。 ただし、床下にもぐる際は怪我などの恐れもあるため、長袖や長ズボンの着用は徹底してください。

壁などから空洞音がする

シロアリは木材を食べるので、柱や壁の内部が空洞になっていきます。 中身が詰まった木材は叩いた時に重い音がしますが、シロアリに食べられた木材は軽く空洞感のある音がします。 進行するほど音は軽くなるため、明らかな違いを感じた場合は注意してください。 また、押しただけでへこむような場合は、シロアリによる被害は深刻です。 できるだけ早めの対策や業者への相談をおすすめします。

シロアリが好む家の特徴

シロアリが発生しやすい家には、条件や特徴があります。 ここまでの解説通り、シロアリが好む環境は湿度が高くエサの多い場所です。 上記の条件はシロアリが暮らしやすい環境を作っているため、シロアリが発生しやすい家と言えます。 反対に、上記の逆を心がければ、シロアリが発生するリスクを下げられるでしょう。 それでは具体的に見ていきましょう。

湿度が高い家

シロアリが好むのは「湿度が高く薄暗い場所」です。 そのため、床下に湿気が溜まっている家は、シロアリ被害に遭いやすくなります。 雨漏りが多く、壁や柱などの木材に湿気が含まれている家も要注意です。 わずかなひび割れからでも水分は建材の中に入り込むため、家の基礎部分や壁にひび割れがある場合は、早めに補修を検討しましょう。 また、家の周囲に川や池がある家は地盤に含まれる水分が多く、地表からの湿度も高めになります。 湿地帯を造成した住宅地も、地表の湿度が高くなります。 このような家はシロアリ被害に遭いやすいので、床下の定期点検を欠かさないようにしましょう。

通気性の悪い家

シロアリは、床下が低く換気口が少ない家も好みます。 シロアリは空気の動きを嫌うため、通気性の悪い箇所に棲みついてしまうのです。 被害を防ぐためにも、床下通気口の前に物を置くのは避けて通気性を確保しましょう。

庭や床下に物を放置している家

庭に廃材や家具などが放置してある家もシロアリに狙われます。 廃材や家具が雨に晒されて湿気を含むと、シロアリにとって快適な環境になるので注意しましょう。 そのような場所に棲みついたシロアリは土中から床下に入り込み、屋内に侵入します。

シロアリの巣の発見方法

シロアリは巣を駆除しなければ被害が収まらないため、巣の発見が重要です。 発見方法を3つ解説するので、参考にしてみてください。

壁の内側を確認する

シロアリは湿度が高い場所を好むことから、壁の内側は居心地が良く巣を作るのにも適しています。 ただし、壁の内側は簡単に確認できる部分ではないので、水で濡れた跡や柔らかい場所を探してみてください。 もし、濡れていた跡や柔らかい場所があれば、シロアリが生息している可能性があります。 最終的には壁の一部を外したりしないと確認できませんが、まずは可能性を見つけましょう。 確認してみてシロアリの巣が疑われる場合には、業者への依頼をおすすめします。

湿気が多い場所を確認する

シロアリは湿気が多い場所を好みます。 キッチンや洗面所、お風呂場など、水回りはシロアリが好む環境です。 床下などを点検する場合には、水回りの付近を念入りに確認してみてください。 また、雨漏りなどで天井付近の湿度が高い場合も要注意です。 シロアリは地面に近い場所での発生が有名ですが、湿度が高かったり木材が水分を含んでいる場所では関係なく発生します。

蟻道がないか確認する

シロアリが通るための道、蟻道(ぎどう)がないかを確認しましょう。 主に床下や家の外周りなどを見てください。 蟻道は土が道のようになっているため、他の素材とは明らかに異なります。 蟻道の先には巣がある可能性が高く、わかりやすい発見方法です。

シロアリの駆除方法

シロアリの駆除方法は、いくつかあります。 市販の薬剤を使って、自分で駆除することもできますが、床下での作業のため危険を伴う可能性があり、また、経験や知識の違いから業者に依頼するよりも完全に駆除できない可能性も高いです。 ここでは、シロアリの駆除方法をご紹介します。

シロアリを自分で駆除する方法

シロアリを自分で駆除する方法ですが、シロアリ駆除の薬剤はホームセンターやインターネットで購入できるため、自分でも行うことができます。 薬剤を用意したら、噴霧器にセットし散布していきます。 薬剤散布は、基本的には見えているシロアリに対して効果を発揮し、即効性が期待できます。 また、毒エサはシロアリに食べさせて巣まで持ち帰らせる方法もあります。 完全に駆除したい場合に向いていますが、遅効性なのですぐにシロアリがいなくなることはなく、時間がかかります。 また、設置場所はシロアリが通る付近を見極めなくてはいけません。 シロアリがいない場所に設置しても効果はないので、このあたりは経験も必要です。

シロアリ駆除業者に依頼する

シロアリは家を破壊しかねない危険な害虫です。 もし家でシロアリを見かけた場合は、真っ先に駆除を考えましょう。 先ほど紹介したように、自分でできる退治や駆除の方法がないわけではありません。 しかし完全な駆除と予防を行うのであれば、専門の駆除業者への依頼がおすすめです。 自分でシロアリを完全に駆除することは難しく、残ってしまうか再発してしまう可能性が高いです。 業者は、完全な駆除と再発を防止する施工が可能です。 シロアリを完全に駆除して再発させたくないのであれば、駆除を専門にしている業者へ依頼してみてください。 シロアリ駆除業者に依頼した場合、当然ながら費用が発生します。 業者ごとに料金は異なりますが、おおよそは1坪あたり3,000円から10,000円ほどです。 駆除業者の規模や施工内容によって大きく変動するため、さらに高額になるケースも珍しくありません。 基本的に見積もりを出してくれるので、まずは依頼することをおすすめします。

シロアリ被害を防ぐ予防方法

シロアリ被害を未然に防ぐには以下のことを徹底しましょう。 ・水漏れ・雨漏りの修理 ・基礎部分の風通しと日当たりをよくする ・家の周りに木材を放置しない ・駆除剤を使う 繰り返しになりますが、シロアリは湿気や日陰を好むので、この環境をできる限りなくしましょう。 水回りでの水漏れや、屋根部分などの雨漏りがある場合は、早めに修理してください。 木材に水が吸収されると腐敗が進み、シロアリにとって食べやすくなってしまいます。 また、シロアリが好む床下の基礎部分は、風通しと日当たりを良くしましょう。 換気口を物で塞いでいる場合には、移動させて風通しを良くしましょう。 もし庭などに木材を放置している場合は、片付けてください。 シロアリは家だけでなく木をエサにしているので、放置している木材にも寄ってきます。 シロアリが寄ってくる原因を減らせば、家が被害に遭う可能性も低くなります。 最後に駆除剤です。 駆除剤はシロアリを駆除するためだけではなく、予防にも使えます。 忌避効果のある駆除剤を家の周辺や床下などに撒いておけば、シロアリの被害は未然に防げるでしょう。

まとめ

シロアリ発生の初期症状を見極めて早めに対処すれば、被害の拡大を防げます。 床下や水回りはとくにシロアリが発生しやすい箇所なので、軋みや変色がある場合は専門業者に点検を依頼しましょう。 シロアリ予防・駆除をお考えの方は、住まいるヒーローズにお任せください。 ご相談やお問合せもお気軽にお待ちしております。